箱根駅伝予選会2027が、2026年10月17日(土)に行われます。
第103回箱根駅伝本戦への出場権を得られるのは45校のうちわずか10校。2026年1月の箱根駅伝で11~20位だった中央学院大学、東海大学、神奈川大学、東洋大学、日本体育大学、東京国際大学、山梨学院大学、東京農業大学、大東文化大学、立教大学が揃って予選会へ回り、さらに前年の予選会でわずか17秒差の11位に泣いた法政大学、明治大学、専修大学なども本戦復帰を狙います。
予選会は各校上位10選手の合計タイムで決まるため、スター選手の強さだけでは通過できません。エースの順位、10番手までの選手層、当日の気象条件、集団走の成否などがすべて結果に影響します。
ここでは10月7日時点のエントリー、直近の箱根駅伝と前年予選会の結果、ハーフマラソンや10000mの記録をもとに、箱根駅伝予選会2027の通過校とボーダー争いを予想します。
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箱根駅伝予選会2027の通過校予想
現時点の暫定予想は次の通りです。
| 予想順位 | 大学 | 評価 |
|---|---|---|
| 1位 | 東京国際大学 | 通過有力 |
| 2位 | 中央学院大学 | 通過有力 |
| 3位 | 東海大学 | 通過有力 |
| 4位 | 大東文化大学 | 通過有力 |
| 5位 | 東洋大学 | 通過有力 |
| 6位 | 山梨学院大学 | 通過有力 |
| 7位 | 神奈川大学 | 有力 |
| 8位 | 日本体育大学 | 有力 |
| 9位 | 東京農業大学 | ボーダー上位 |
| 10位 | 立教大学 | ボーダー |
| 11位 | 法政大学 | ボーダー |
| 12位 | 明治大学 | ボーダー |
これはあくまで10月7日時点の予想です。
故障や欠場、気温、ペース配分などで結果は大きく変わるため、順位そのものを断定するものではありません。
東京国際大学は上位通過候補
今回、非常に大きな戦力を持つのが東京国際大学です。
リチャード・エティーリ選手は10000m27分25秒49、アモス・ベット選手は27分44秒02、小柴裕士郎選手は28分17秒70でエントリーしています。
2026年1月の箱根駅伝では16位に終わりましたが、予選会は駅伝とは違いハーフマラソン一斉スタートです。
上位選手が大きくタイムを稼げる構成は予選会との相性が良く、10番手まで大崩れしなければ上位通過候補と見ます。
中央学院大学は前年予選会1位
中央学院大学は2025年の予選会を10時間32分23秒の1位で突破しました。
今回も市川大世選手が10000m28分38秒31、日数谷隼人選手が28分36秒82、米田昂太選手が28分40秒18など、一定水準以上の選手が揃っています。
前回箱根も11位とシード権まであと一歩でした。
エース1人への依存度が低く、上位10人を揃える予選会では安定感のあるチームとして評価できます。
東海大学は箱根12位から再挑戦
東海大学は2026年1月の箱根駅伝で12位でした。
2026年予選会には中野純平選手が10000m28分19秒39、南坂柚汰選手が28分21秒62、永本脩選手が28分44秒15などでエントリーしています。
前年の予選会でも5位通過しているため、今年も10人の力を揃えられれば通過圏の中心に入りそうです。
大東文化大学はハーフの記録に注目
大東文化大学では大濱逞真選手がハーフマラソン1時間00分48秒、棟方一楽選手が1時間00分53秒、松浦輝仁選手が1時間01分42秒でエントリーしています。
予選会と同じハーフマラソンで60~61分台の記録を持つ選手が複数いるのは大きな材料です。
前年予選会は8位で突破。2026年箱根では19位でしたが、予選会形式では再び上位へ入ってくる可能性があります。
東洋大学は21年ぶりの予選会へ
東洋大学は2026年箱根で14位となり、シード権を逃しました。
今回は松井海斗選手がハーフマラソン1時間01分44秒、宮崎優選手が1時間02分22秒、迎暖人選手が10000m28分30秒65などでエントリーしています。
長く本戦出場を続けてきた大学ですが、今回は予選会からのスタートとなります。
有力選手だけでなく10番手の位置をどこまで高くまとめられるかが重要です。
山梨学院大学は留学生の走りが鍵
山梨学院大学ではブライアン・キピエゴ選手が10000m28分01秒49で登録されています。
占部大和選手は28分34秒91、宮地大哉選手は28分41秒65など、日本人選手にも28分台が複数います。
前年予選会では3位通過。2026年箱根は17位でした。
先頭争いで稼ぐ選手と後方の10番手をどうつなぐかがポイントになります。
神奈川大学も通過有力
神奈川大学は前年予選会7位、2026年箱根13位でした。
花井創選手はハーフマラソン1時間01分41秒、新妻玲旺選手は1時間02分16秒を持っています。
大きな失速を避けて10人をまとめられれば、再び通過圏に入る力は十分あります。
日本体育大学は連続出場を守れるか
日本体育大学は前年予選会9位で本戦へ進み、2026年箱根では15位でした。
予選会経験のある選手も多く、安定した集団走ができれば通過候補です。
ただし今年は有力校の顔ぶれが厚く、少しの取りこぼしがボーダー争いへ直結します。
東京農業大学はエースと中間層がポイント
東京農業大学は前年予選会6位で通過しました。
栗本航希選手がハーフ1時間01分47秒、前田和摩選手が1時間02分12秒、内田温規選手が1時間02分13秒でエントリーしています。
上位選手は計算しやすい一方、予選会では10番手のタイムまで必要です。
ボーダー付近の大学との差をどこまで広げられるかが鍵になります。
立教大学と法政大学が最大のボーダー争いか
前年の予選会で象徴的だったのが立教大学と法政大学です。
立教大学は10時間36分56秒で10位。法政大学は10時間37分13秒の11位でした。
その差は17秒です。
立教大学では原田颯大選手がハーフマラソン1時間01分39秒。木島陸選手は1時間02分24秒、西澤匡哉選手は1時間02分25秒でエントリーしています。
2026年もこの両校を中心に、明治大学や専修大学などを含めた激しい10位争いになる可能性があります。
ボーダータイムは何時間?
予選会に「○時間なら必ず通過」という固定ボーダーはありません。
気温や湿度、風、レース全体のペースによって毎年タイムは変化します。
参考として2025年は10位立教大学が10時間36分56秒、11位法政大学が10時間37分13秒でした。
そのため2026年についても10時間36分台をそのまま絶対的な基準にするのではなく、レース中の各大学10番手付近の位置を確認することが重要です。
予選会最大のポイントは「10番手」
予選会では、1位でフィニッシュした選手と同じくらい重要なのが各校の10番手です。
1人が60分台で走っても、10番手が大きく遅れれば合計タイムは伸びません。
逆に飛び抜けた個人順位がなくても、10人を62~64分付近にまとめる大学は順位を上げる可能性があります。
前年1位の中央学院大学も、個人7位の近田陽路選手からチーム10番手までを大きく崩さずまとめていました。
まとめ
箱根駅伝予選会2027では10校が本戦へ進みます。
現時点では東京国際大学、中央学院大学、東海大学、大東文化大学、東洋大学などを上位通過候補と予想しますが、神奈川大学、日本体育大学、山梨学院大学、東京農業大学も十分な力があります。
最大の焦点は10位争いです。
前年わずか17秒差だった立教大学と法政大学に、明治大学なども加わり、2026年も最後の1枠まで激しい争いになりそうです。